2/15(金)に卒業設計審査会・卒業論文の展示会が開催されました.
4回生の皆さんはお疲れ様でした.
<2019年度 卒業研究>
上原諒祐:三次元的な可視空間量の計算と印象との関連性
岡澤悠花:特別養護老人ホームの建て替えに伴う介護職員の行動変化とストレスに関する研究 ―紡木長屋を対象として―
久永和咲:峻坂の雨景 ―土砂災害跡地に於いて雨を慕う空間―

2/15(金)に卒業設計審査会・卒業論文の展示会が開催されました.
4回生の皆さんはお疲れ様でした.
<2019年度 卒業研究>
上原諒祐:三次元的な可視空間量の計算と印象との関連性
岡澤悠花:特別養護老人ホームの建て替えに伴う介護職員の行動変化とストレスに関する研究 ―紡木長屋を対象として―
久永和咲:峻坂の雨景 ―土砂災害跡地に於いて雨を慕う空間―
2/5(水)に修論公聴会が無事終了しました.M2の皆さんはお疲れ様でした.研究の成果を積極的に学外に発表していきましょう!
今年度の修士論文は以下の通りです.
稲田 浩也:住棟ごとの入居世帯データに基づく大都市公営住宅再編計画の検討 ―近隣への転居容易性と建替えコストを踏まえてー
角田 悠衣:財務分析に基づくハウジングアソシエーションによる社会住宅の供給と居住支援の実態 ―ロンドンのG15を対象として―
口羽 雄太:GISを用いたサービス付き高齢者向け住宅の立地特性に関する研究 牧
鈴木 保澄:間借り・間貸しによる商店街の空きスペース活用に関する研究 ―大阪市大正区三泉商店街を事例として―
三浦 健 :ワークプレイスにおける場所選考時の注視特性 ―360度映像による注視点推定手法を用いて―
CHEN SHUJUN:先端機器を用いた介護職員の負担軽減とストレスの把握に関する研究
伊藤 純一:垂れ壁の高さと素材による心理的影響 ―高齢者施設の共用空間を対象として―
現在、わが国では急激な少子高齢化が進んでいます。そのため、出生率の向上と労働力の確保が最大の課題であり、子どもを持つ共働き世帯への支援が必要になっています。しかし、保育園不足や待機児童問題、子育てと仕事の両立を支援する施策の不足により、女性にとって出産と仕事がトレードオフの関係になっており、働きたいのに出産と共に仕事を辞める女性が依然としている状態です。特に、子どもを持つフリーランスの女性は在宅勤務や勤務時間の短さで保育園入園の許可をもらうのが困難で仕事を続けるのが難しい状況にあります。
その中で、子育てと仕事を両立させたい女性の新たな働く場所として子どもを連れて利用できるコワーキングスペースが登場しつつあります。しかし、その施設数はまだ限られておりその知名度も高くありません。また、子どもを連れていることで、一般のコワーキングスペースとは利用者やその利用方法、空間構成、事業形態が大きく違い、その実態が把握されていない状況です。さらに、そのような施設を計画する際、子どものスペースと働くスペースをどのような距離感で配置するかなど考慮に入れるべき部分が多くあります。
そこで、本研究ではわが国に実際に展開されいてる子どもを連れて利用できるコワーキングスペースの実態を把握し、どのような属性の利用者がどのように利用しているか、そのニーズを明らかにします。その上で、子どもを連れて利用できるコワーキングスペースの多様な利用方法と利用者のニーズを考察し、建築計画上の新たな知見を提示することを目的としています。(M2 潮田紘樹)