可視領域の研究の一環でグループホーム「もやいの家瑞穂」を見学しました.正方形プランの外周に個室を配した,中央に共用空間のある空間構成ですが,高さ1,800の低い垂れ壁によって空間を分節化して,住宅らしいスケール感と多様な居場所を実現しています.一部に高いハイサイドライトが設置され,平面図からは想像できない,ヒューマンで落ち着きのある空間です.
月別: 2018年10月
学生小論研究発表会@大阪大学
10/24(土)都市住宅学会関西支部主催,学生小論研究発表会 テーマ「子どもを取り巻く社会環境」に,M2潮田君が参加し,「子どもを連れて利用できるコワーキングスペースの研究―利用者の環境と働き方に関する決定要素の抽出-」について発表を行いました.他大学の研究者,行政・企業の方からのコメントをいただき,また,他大学の学生の発表にも刺激を受けました.
高齢者の住宅の設計・改修に関するガイドライン検討会
国交省による「高齢者の住宅の設計・改修に関するガイドライン検討会(第四回)」に参加しました(三浦).
こども同伴可能シェアオフィスGROVING BASE(グロービングベース)
こども同伴可能なシェアオフィスを運営する「GROVING BASE(グロービングベース)」(京都市下京区)を見学しました(2018.10.4 三浦・潮田).
母子世帯向けシェアハウス全国会議
これからのセーフティネット住宅として期待されている母子世帯向けシェアハウスの全国会議が10月5日東京の住総研にて開催されました.全国の先駆的事業者が集まり,この領域をめぐる課題について熱心に意見交換し,ネットワーク形成を行いました.
「高森のいえ」が新建築JA2018年秋号に掲載されました.
計画にかかわってきた「高森のいえ」(奈良県十津川)が,新建築JA2018 111号に掲載されました.平成23年9月に発生した紀伊半島大水害をふまえて「新たな集落づくり」の一環として十津川村が進めてきたモデルプロジェクトで,僻地集落で孤立した高齢者等が集まり,お互いに支え合いながら「村で最期まで暮らす」ことをめざした「住まい方」を提案しています.高齢者向け住宅とともに,住民を緩やかに見守る子育て世代住宅,さらには集落内外の村民交流のための屋外広場やセンター棟を整備しています.
http://www.japan-architect.co.jp/jp/new/book.php?book=JA
守山助教 送別会
9月末で異動される守山助教の送別会を開催しました(9/26).
10年間お疲れ様でした.新天地での活躍を期待しています!
あいとう福祉モール 見学
滋賀県東近江市の「あいとうふくしモール」へ見学に伺いました。あいとうふくしモールは福祉、農業、医療など様々な面から地域の暮らしを支えるために有志の方々が集まり、障がい者の働き支援をする田園カフェ、高齢者支援をするデイサービス、地域でとれた野菜を使った農村カフェの3事業を中心に、エネルギー自給や地域の困りごと解決など、地域の拠りどころとなるような取り組みをされています。お話を伺い、地域の人々のためにという強いお気持ちが伝わってきました。
(鈴木保澄)