2019年度 都市住宅学会学生論文コンテスト 最優秀賞

2019年度 都市住宅学会学生論文コンテストで 稲田浩也の修士論文「住棟ごとの入居帯データに基づく大都市公営住宅再編計画の検討 ―近隣への転居容易性と建替えコストを踏まえて―」が最優秀賞の受賞が内定しました.2020年度・都市住宅学会総会にて授与される予定です.

武田五一賞,せんだいデザインリーグ2018卒業設計日本一決定戦 100選 ,せんだいデザインリーグ2018梱包日本一決定戦 日本二

三浦健君の卒業設計「祀りのために pour la fête ―誓いを祝う空間と、故人を祝う空間」(瀬戸内海の犬島における結婚式場と納骨堂の機能を持つ1.3kmの祈りの空間)が京都大学最優秀卒業設計「武田五一賞」に選ばれました.また,同作品が「せんだいデザインリーグ2018卒業設計日本一決定戦 100選」,「せんだいデザインリーグ2018梱包日本一決定戦 日本二」に入選しました.

受賞者インタビュー https://note.mu/kyodai_kenchiku/n/n3ea5c173450a

JIA近畿支部学生卒業設計コンクール優秀賞

当研究室所属の稲田浩也(修士1年生)が日本建築家協会主催のJIA近畿支部学生卒業設計コンクールで優秀賞を受賞しました。

○概要

本コンクールは日本建築学会(JIA)近畿支部で実施している学生卒業設計コンクールです。2018年度は近畿圏の建築系大学より各大学から推薦された優秀作品45点の応募があり一次審査で8作品が選ばれました。

二次審査会では選出された8人が近畿大学で図面・模型を使ってのプレゼンテーションを行い、最終的に審査委員を交えての公開審査会を経て受賞者が決定します。

○審査委員メンバー(敬称略)

審査委員長/江副敏史(日建設計)
審査委員/阿曽芙実(阿曽芙実建築設計事務所)、石倉康平(石倉建築設計事務所)、井上久実(井上久実設計室)、小林直紀(安井建築設計事務所)、中西ひろむ(中西ひろむ建築設計事務所)、畑 友洋(畑友洋建築設計事務所)

○受賞者コメント

稲田「提案内容は、研究が進む新素材によって豪雪地帯の特性を活かした新しい利雪建築です。積雪・融雪に合わせて建築自体の形態が変化することで四季の変化に合わせたコミュニティスペースを提供します。雪国の風土と気候を積極的に活かした新しい建築を目指しました。日本は積雪地域が国土の約50%を占め、総人口の約20%が居住するという世界的にも珍しい環境を持っています。しかし現時点ではそのポテンシャルをうまく活かしきれていません。私の提案から今以上に雪及び雪国に注目が集まり、より豊かな風土が形成されるようになれば幸いです。」

三浦教授が2018年建築学会著作賞を共同受賞

三浦教授が2018年建築学会著作賞を共同受賞しました.

豊崎長屋(大阪市北区中崎町)の再生について共同執筆した『いきている長屋 大阪市立大学モデルの構築』(大阪公立大学共同出版会)が,2018年建築学会著作賞に選ばれました。

住宅史,住生活,居住政策,居住空間設計,建築構造,居住福祉,まちづくりを専門とする執筆者が、それぞれの問題意識や分析方法で、長屋の再生という課題に切り込み、居住資産の保全と活用,再生のデザインと技術,住み続け・住み継ぎの住宅経営,伝統的な空間力と高齢者居住,コミュニティの再構築,まちづくりへの発展など,普遍的な建築・まちづくりのモデルとして提示したものです。

UNI主催国際コンペ「REBORN」Top Shortlisted選定

研究生のムハンマド君の作品「Resiliencity:Aleppo urban Planning Reconstruction after a disaster」がUNI主催国際コンペ「REBORN」でTop Shortlisted(トップ10作品)に選定されました.おめでとうございます!2020.12.3

https://uni.xyz/competitions/reborn/entries

2020年 日本建築学会 優秀修士論文賞

三浦健君の修士論文「ワークプレイスにおける場所選考時の注視特性-360度映像による注視点推定手法を用いて」が2020年 日本建築学会 優秀修士論文賞に決まりました.おめでとうございます!

chrome-extension://oemmndcbldboiebfnladdacbdfmadadm/http://www.aij.or.jp/jpn/sotsuron/pdf/sotu2020.pdf

2019年度 都市住宅学会学生論文コンテスト 最優秀賞

2019年度 都市住宅学会学生論文コンテストで 稲田浩也の修士論文「住棟ごとの入居帯データに基づく大都市公営住宅再編計画の検討 ―近隣への転居容易性と建替えコストを踏まえて―」が最優秀賞の受賞が内定しました.2020年度・都市住宅学会総会にて授与されます.

楊君「中聯杯」国際大学生建築設計コンペ第五回 一等賞!

賞を授与される楊君!

受賞スピーチをする楊君

研究生の楊君が,中国,日本,イタリア,シンガポール,アメリカ,イギリスの学生、約960チームが参加した第五回「中聯杯」国際大学生建築設計コンペにて見事有償しました.おめでとうございます!

授与組織名:中国聯合工程株式会社
受賞日:2019年10月26日

4回生 多田篤人君,最優秀卒業論文(森田慶一賞)受賞!

4回生の多田篤人君の卒業論文「VR技術を用いた垂れ壁の印象評価 ―認知症グループホームを対象として―」が,計画系で最優秀卒業論文(森田慶一賞)に選定されました.おめでとう!

主な結論は以下の通りです.

1)「垂れ壁のないフラットな天井の空間」と,「背景と同色の白い垂れ壁で仕切られた空間」では,広さの印象に有意差がみられた.また,2)「木の素材の垂れ壁」は,「フラットな天井」の場合と比較して,「落ち着き,温かみ,居心地,家らしさ,安心感,覚えやすさ,広さ,開放感,主観的な好ましさ,総合的な評価」に有意な差がみられた. つまり,天井面が木の垂れ壁で仕切られることで,グループホームとして認知症の高齢者に適切な空間になると思われる結果が得られた.
その一方で,3)「木の素材の垂れ壁がある空間」と,「背景と同色の白い垂れ壁で仕切られた空間」においても,「落ち着き,温かみ,居心地,家らしさ,安心感,覚えやすさ,広さ,開放感,主観的な好ましさ,総合的な評価」に有意な差がみられた.
以上のことから,垂れ壁の有無は,まず,空間の広さの認識に優位な差をもたらすこと,また,一律に垂れ壁があれば,「落ち着き,温かみ,居心地,家らしさ,安心感,覚えやすさ,広さ,開放感,主観的な好ましさ,総合的な評価」に効果が得られるのではなく,「背景色と同じ白い垂れ壁」のある場合においては,その効果が少なく,住宅らしい木質系の素材で,背景とは異なる明確な色の差をもたらす垂れ壁の場合に,その効果が大きく表れることが明らかになった.