環境と行動 新しいデバイス導入による行動変化

インカム導入による介護職員の負担軽減

近年、わが国では平均寿命の伸びや出生率の低下により少子高齢化が急速に進行しており、今後、介護者不足が深刻さを増していきます.

特にヒューマンスケールの空間と関係性を意図して設計されたユニット型の施設では,入居者の生活の質を保ちながら,介護者の負担を軽減することが大きな課題です.

そこで,インカムと呼ばれる小型無線機を導入することで,介護者の行動がどのように効率的になるのか,実証的な研究に取り組んでいます.インカム導入前後で,歩行実態と介護職員の主観評価の変化を追跡調査しています.

 

 

インカム無線機の例