人と環境の関わり合いを,都市や地域をベースとして,行動・認知・生理・関係性の観点から解き明かすことで,都市や地域の成り立ちを解明する研究に取り組んでいます.例えば,京都大学の建築学科に所属する学生の下宿の立地がこの50年でどのように変化したのか,GIS(地理情報システム)を持ちいて分析し,学生下宿が間借りからアパート・ワンルームへの変化や,桂キャンパスへの移転による変化,マンション名に含まれる地名の分布から浮かび上がる都市のイメージなど,都市や地域の構造やイメージ,人の行動について研究しています.