JIA近畿支部学生卒業設計コンクール 優秀賞

受賞日 : 2018/6/9

https://www.kensetsunews.com/web-kan/208469

当研究室所属の稲田浩也(修士1年生)が日本建築家協会主催のJIA近畿支部学生卒業設計コンクールで優秀賞を受賞しました。

 

○概要

本コンクールは日本建築学会(JIA)近畿支部で実施している学生卒業設計コンクールです。今年度は近畿圏の建築系大学より各大学から推薦された優秀作品45点の応募があり一次審査で8作品が選ばれました。

二次審査会では選出された8人が近畿大学で図面・模型を使ってのプレゼンテーションを行い、最終的に審査委員を交えての公開審査会を経て受賞者が決定します。

 

○審査委員メンバー(敬称略)

審査委員長/江副敏史(日建設計)
審査委員/阿曽芙実(阿曽芙実建築設計事務所)、石倉康平(石倉建築設計事務所)、井上久実(井上久実設計室)、小林直紀(安井建築設計事務所)、中西ひろむ(中西ひろむ建築設計事務所)、畑 友洋(畑友洋建築設計事務所)

 

○受賞者コメント

稲田「提案内容は、研究が進む新素材によって豪雪地帯の特性を活かした新しい利雪建築です。積雪・融雪に合わせて建築自体の形態が変化することで四季の変化に合わせたコミュニティスペースを提供します。雪国の風土と気候を積極的に活かした新しい建築を目指しました。日本は積雪地域が国土の約50%を占め、総人口の約20%が居住するという世界的にも珍しい環境を持っています。しかし現時点ではそのポテンシャルをうまく活かしきれていません。私の提案から今以上に雪及び雪国に注目が集まり、より豊かな風土が形成されるようになれば幸いです。」